あたりまえを疑え。グッときたキャンペーン4選

仕事柄、身の回りにある広告やデジタルキャンペーンなどには、非常に敏感です。

その中でもこの1年間は、世の中的に「常識を疑う」「声を上げる」ことを問いたキャンペーンがだんだんと増えてきたように感じています。

今日はその中でも、僕が個人的にグッときた事例を4つ紹介します。


#結婚式に自由を|株式会社CRAZY

(出典:ライブドアニュース)

完全オーダーメイドのウェディング「CRAZY WEDDING」を手がける株式会社CRAZYが2018年11月22日の「いい夫婦の日」に手がけたハッシュタグキャンペーン。

オンライン上で10,000以上の共感の声が集まり、Twitterトレンド入りやヤフーニュースのトップ入りを果たすなど、大きなムーブメントを起こしました。

「自由度の少ないテンプレートの結婚式」「誰のために上げているのか分からない結婚式」など、既存の結婚式に疑問を訴えかけるキャンペーンです。


#就活をもっと自由に|パンテーン

(出典:PR TIMES)

P&Gが手がけるブランド・パンテーンのキャンペーン。

画一的で、無個性や没個性などと表現され、就活生が「自分を偽っている」、「ありのままの自分を見せられていない」とも感じてしまう現状の就職活動に一石を投じています。

多くの企業の人事担当がこのキャンペーンに賛同し、アクションを起こしています。

YouTubeの60秒動画もあります。


まず、忘年会からダイバーシティを。|ぐるなび

(出典:note|Nakata氏)

2018年のぐるなびの忘年会キャンペーンの広告です。

まずは、忘年会からダイバーシティを。

人種、ジェンダー、LGBTQ、グローバル、障がい者……など、「ダイバーシティ」というもはや言葉を耳にしない日がないくらい多様性が叫ばれている昨今。とはいえ、まだまだ耳慣れない言葉で、しっくりきていない人も多いと思います。

そこで、例えば、「とりあえずビール!」を強制しない。例えば、飲めない人にはソフトドリンクを薦める。

まずはそんな身近なところから、ダイバーシティについて考えてみよう、というメッセージが込められているようです。

年末、このカラフルな広告を駅や電車内で見た方も多いのではないでしょうか?


2億円事件。|幸楽苑

(出典:J-CASTニュース)

ラーメンチェーンの幸楽苑HDが2018年大晦日に出した広告。31日15時から1月1日いっぱい、フードコートの一部店舗などをのぞく「全店」を休業させるという内容です。

3億円事件ならぬ2億円事件というインパクトのコピーも相まって、主にTwitterを中心に話題になりました。

労働人口が減少している中、「飲食店は、24時間営業・年中無休が当たり前」という世の中に一石を投じています。自分たちが当たり前だと思っていることの背景には、必ずそこに人が関わっていて、その人たちにも一緒に過ごしたい家族や友達がいる。そんなことを考えさせられるキャンペーンです。

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いかがでしたでしょうか。

皆さんの中でも、日々広告を見る中で、「よくぞ言ってくれた!」と、企業が自分の本音を代弁してくれたという気持ちになった方もおられるのではないでしょうか?

こうした大きな影響力のある企業が声を上げることが、明らかに増えていっています。

また、僕にはこうしたムーブメントは、1人1人に対する「みんなも声を上げていいんだよ」というメッセージにも見えます。

「これってほんとうに、今のままでいいのかな?」

日常生活で感じるこうした健全な違和感を大事にして、身近な人と話したり、こうしたキャンペーンが生まれたときは乗っかったり、少しでもいい未来を自分たちの手でつくっていきたいですね。

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小林 冬馬

マーケティング支援会社・トライバルメディアハウスの人事←SNSマーケター。93年世代。徳島大スポーツ医学研究室卒。宣伝会議編集ライター養成講座受講中。採用、遠距離恋愛などについてよもやま綴ります。Twitter:https://twitter.com/toma_kobayashi
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