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【第4回G1カレッジ参加レポート】学生最後のG1カレッジに参加して

12/3にG1カレッジというカンファレンスに参加してきました。
1年に1回、この時期に開催され、今年で開催は4回目。
250名の完全選抜制で、ぼくは韓国に留学中だった2015年から有り難いことに3年連続で参加しています。

3年連続も参加しているなかなか思い入れのあるイベントで、今年度で大学を卒業し参加資格を失うため、ここに今年のG1カレッジの模様とぼくなりのイベントへの臨み方、最後に感想をここに記しておきたいと思います。

来年度以降、G1カレッジに挑戦したい後輩たちに届けば嬉しいです。

そもそもG1カレッジとはなんぞや

G1カレッジとは、HPの言葉を一部引用すると、

政治経済・文化・伝統産業・社会課題などの多彩な分野において、自らの志実現のために行動を起こしていく次世代を担う選ばれし皆さんと、まさに今、日本・世界の最前線で社会を牽引するリーダーの方々が一堂に会するのが本カンファレンスです。

といった感じです。
批判より提案を、思想より行動を、リーダーとしての自覚、というのがG1カレッジの母体となっているG1サミットの3つの精神となっています。そのために具体的にどういうことをするのかについては、HPを見て頂けると分かりやすいかと思います。

ぼくがG1カレッジに毎年応募して参加している目的は主に2つあります。

目的①:ネットワーキング

1つ目は、いわゆるお友達を増やすことです。
ぼくは普段徳島県に住んでいるので、そもそも都市圏の大学生に比べてあまり他大学の学生との交流は少ないですし、47都道府県から学生が集まるイベントというのはなかなかありません。しかもいろんな分野に取り組む学生、top of topの学生たちと繋がれる機会ってほとんどありません。

もちろん単純に面白い人、気の合う人と仲良くなりたいというのもありますが、応援したい・されたい人が増えれば増えるほど、ぼくにとっての幸せも増していっているように思います。

正直、前夜祭を合わせてたった2日間で全員と仲良くなることはできません。
しかし、親友と呼べる関係のあいつも、去年一緒に住んでた彼らも、頻繁に会ってご飯を食べてるあの人も、実はG1カレッジがきっかけだったりします。

将来、自分とは違う分野で活躍する人達とのコラボレーションが実現する可能性もあります。

あとは、自分より一歩先を行っている同年代とも仲良くなれるチャンスがあるのもG1カレッジの魅力です。
G1カレッジに参加している学生の層はいくつかあると思っているのですが、もう既に圧倒的に結果を出している「将軍」みたいな層、実績を持っているエリート層、これから伸びそうなポテンシャル層があると思います。
また、その中でもビジネスばりばり層、研究者気質のアカデミア層、行動主義・実践主義層に分かれるのではないかなと思っています。
ぼくも自分がどの層にいるのかは心得ているつもりですが、その層を超えた友人ができるということは、早い段階で自分はどこで生きていくのかに気づいたり、どうすればもっと上にいけるか、世界に貢献できるか考えることができます。

目的②:目標設定と答え合わせ

2つ目は答え合わせです。
各分野のtop of topの学生が全国から集まるのですから、毎年「ああ、自分はまだまだだなあ」と打ちのめされるのです。しかし、毎年なぜ自分がヘボいのか、どこがヘボいのかを認識する絶好の機会となっていて、1年の目標をここで作ってしまうのです。

そして、1年後またここに参加し、目標をどのくらい達成できているのかを答え合わせし、自分の成長を確認する。
そして、また自分のどこがヘボいかを確認し、翌1年の目標を立てる……というのを3年繰り返してきました。
今年も去年自分が掲げた目標の答え合わせをするわけです。

今年の流れ

確か5月か6月くらいに募集が開始し、8月末で締め切られます。

ぼくは去年から徳島のコミュニティマネージャーという役割を仰せつかっており、徳島からG1カレッジに応募する(参加する)人を増やすため、説明会等を複数回行なっていました。

そして10月くらいに合格発表。無事今年も合格をもらってホッとしました。
ぼくは去年まで阿波踊りという伝統芸能をガチでやっていたのですが、今は一線を退いており、今年は阿波踊りの"阿"の字も書かずに出しました。今までは"地域の人""阿波踊りの人"感を全面に押し出していたのですが、今年は今自分が考えていること、興味があることを素直に書きました。
正直結構不安だったのですが、無事合格をもらってホッとしました。

合格発表〜前夜祭まで

合格発表から前日の前夜祭まで2ヶ月弱ありますが、ここから既にG1カレッジは始まっているのです。過去2年も参加していたので、自分なりに当日までの過ごし方みたいなものは心得ていました。

合格発表後間もなくして参加者250人のFacebookグループが作成され、そこで各々の自己紹介(今やっていること、実績など)が行われます。
そこで事前に興味のある人の自己紹介にコメントし、当日声をかけたい人、話をしたい人に目星をつけていました。
そうするとスムーズに当日話しかけることができ、繋がれる可能性も高まります。
もちろん、自分の自己紹介もぼくがいったいどんな人なのか分かるように、コメントをしやすいようにシンプルな内容にしました。

※一方で、当日思いがけずめっちゃ気の合う人に出会えること、いわゆるセレンディピティみたいなこともあるのもG1カレッジを楽しみにしている理由の1つです。

前夜祭

当日は講演やパネルなどのインプット系のプログラムが中心だったり、ディスカッションも各分野に分かれ限られた人としか交流できません。ぼくの目的である①ネットワーキングを達成しようと思うと、この前夜祭や後夜祭が実は最も重要だと考えています。

今年もたくさんの方が前夜祭から参加していて、レクリエーションや立食形式の懇親会を通して交流しました。さらっと書いてしまいましたが、今年のレクリエーションは「人間Twitter」や「ファシズムごっこ」など一風変わったものが多く、運営の方の想いが感じられるものでした。
前座を担当された参加者の1人、学生日本一にも選ばれた女性落語家・小幡さんの落語も素晴らしかったです。

個人的に、今年はコミュニティマネージャーの紹介をいただけたので嬉しかったです。


当日・オープニングと基調講演

今年コミュニティマネージャーとしてG1カレッジをオススメしていたにも関わらず、残念ながら選考に落ちてしまった方もおられるので、当日の内容とぼくの学びも少しばかり共有します。

当日は会場であるグロービス経営大学院の学長・G1カレッジの母体であるG1サミットの代表をされている堀さんの挨拶で始まります。

そして、今年の基調講演は教育改革実践家の藤原和博先生でした。「100万分の1のレアカードになり、一生稼げる大人になるためには?」という内容です。毎年本当に豪華です。

ぼくは何度か藤原先生のお話を聞いたことがあったり、著書を読んだこともあるので「あ、これか」って感じでした。お話されていた内容は書籍と被っているものが多いので、そちらを読んで頂けると分かりやすいかと思います。
10年後、君に仕事はあるのか?
藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

いくつかおっと思った内容を紹介しておきます。

「自分をレアカード化する(希少性を高める)ということは、みんなとは違う方向に進むこと。その道で、後ろを見て誰もついて来ていなくても寂しがるな。」
「情報収集力から情報編集力へ」
「人生100年時代、3本くらいの人生を生きるつもりで」

全体会・分科会・ランチセッション

全体会では「世界の模範となる日本の若きリーダー」という内容でパネルディスカッションが行われました。モデレーターはヤフー執行役員の小澤隆生さん、パネリストはDMMの亀山会長、衆議院議員の平将明さん、あすかホールディングス会長の谷家衛さんでした。今年も豪華です。
内容は後日グロービスの知見録で公開されるとのことなので、ここでは割愛します。(すみません笑)

全体会のパネル後は各部屋に分かれての分科会です。分野は(ざっくり言うと)政治経済、テクノロジー・医療、文化・スポーツ、ダイバーシティに分かれ、こちらでもパネルディスカッションが行われます。

ぼくは「文化・スポーツ」のグループに参加しました。モデレーターはC CHANNELの森川亮さん、パネリストはSHOWROOMの前田裕二さん、メダリストの為末大さん、スマイルズの遠山正道さん、ベネッセ取締役の福武英明というこれまた超豪華なメンバーです。

ぼくの参加したパネルディスカッションのテーマは「文化・スポーツを通して感動を生み出すには?」でした。SHOWROOM前田さんの「人々が求めているポイントは変化していて、他人の物語(例えば、ハイクオリティな音楽、映画、料理など)に感動することから、自分自身が聴衆から演者になることによって得られる感動を求めている」という話がとても興味深かったです。

分科会の後はランチセッションです。特に会話のテーマなどは設けられず、ランダムに分けられたグループでランチを食べながら交流をするという時間でした。たまたま同じ席になった人がめちゃめちゃ気が合う人だった、みたいな偶然もこういう瞬間にも起こります。


ワークショップ

いよいよこれからが参加者と議論を行うコンテンツになります。ワークショップでは最終的に、各分野ごとに1つの「行動宣言」を作り、実際に日本を変えるようなアクションを起こすことを目的としています。過去のG1では「医療」「政治」「地方」「教育」といったように分野が明確に分かれていたのですが、今年は分野ごとのグループではなく、もう少し分野横断的なテーマに分けられました。

ぼくは過去2年間「地方」や「文化・スポーツ」といった分野のグループでワークショップに参加していたのですが、今年は「タブーへの挑戦」という、どんな内容になるのか想像もできないワークショップに参加することになりました。

ワークショップには各テーマにメンターがついてくださり、ぼくらのテーマには乙武洋匡さん、小澤隆生さんが担当してくださりました。

LGBT、セックス、動物愛護、狩猟、医療、介護など、過去はタブーとされていたけれど覆ったタブーについて、社会問題とも言えるタブーやライトなタブー、その解決策などについて様々な視点から白熱した議論が繰り広げられました。

議論の一部を紹介しますと、「世の中にはタブーとされてしまって表立たない人々や問題に対して、かわいそうだから助けたい、かわいそうだから解決したいと奮闘している人自身が、タブーを助長する「タブー因子」になり得てしまう」、という話がとても印象的でした。

こんなにタブーについて語ったことは無かったので、今まで使ったことのない脳みそを使った気がして約3時間の議論でへとへとになったのですが、心地いい疲れでした。

全体会とクロージング

再び最初に集った会場に戻り、各テーマでの議論の発表や、参加者による「行動宣言」が行われました。

こちらもグロービスの知見録で公開されるとのことなので割愛しますが、今回のG1カレッジに参加して生まれた参加者それぞれの「行動宣言」に対して、世の中を変える起業家や実業家の方々がコメントを下さりました。

「日本を良くするには、どうすればいいか?」
意識高いと揶揄されそうですが、ぼくも自分の幸せ、家族の幸せ、そしてその先に日本、そして世界を良くしていくことを人生の目標にしています。
そのために、G1カレッジのような場所で自分に足りないものや強みを認識し、それをさらに伸ばしたり改善していく、それを今後も繰り返していきたいです。

残念ながら今年でG1カレッジの参加権はなくなってしまうのですが、また次のフェーズへ、さらに上のレベルへ登っていけるように、今年また感じた自分に足りないものを補い、強みを伸ばしていけたらと思います。

G1カレッジは「学生版ダボス会議」と時々表現されますが、最終的に一番高いところまで登っていけるように、コツコツ段階を踏んでいければと思っています。

後夜祭

本編が終わった後は会場を移動して後夜祭です。立食形式の懇親会が行われます。
毎年後夜祭を楽しみにしていて、ここで事前にアタックしておいた話してみたかった人と話したり、偶然隣り合わせた人とお酒を飲みながら語り合ったりします。

今年も嬉しい再会や、新たな出会いもたくさんあり、大満足の2時間でした。個人的に大人数の集まりに苦手意識があって、いつもエネルギー切れを起こしていたのですが、今回は力の抜き方を知ったのか、体力がついたのか、最後まで離脱することなく楽しむことができました。自分は内向的だと決めつけていたのですが、内向寄り、外向的とのハイブリッドなのかもしれません。

そして今回も、これからずっと仲良くしたい仲間も何人か見つかったような気がします。

最後のG1カレッジを終えて

3回目のG1カレッジなのですが、今年も運営の方の頑張りに心打たれたり、久々に会う友人と語ってほっこりしたり、新たな出会いにわくわくする2日間でした。

毎年少しずつプログラムもマイナーチェンジしていて、参加者の層も少しずつ変わっていたように思います。過去2年間は「起業してます!」「長期インターンしてます!」「〇〇に所属して活動してます!」みたいな方が多かったのですが、今年は「〇〇に関心があって研究者になるために勉強しています」みたいな研究者気質の方や、「卒論でこういう分野に取り組んでいます」みたいな勉学を中心に大学内での活動をされている方、そして誰目線やねんって感じですがこれから伸びそうな若い1、2年生世代が多かったのが印象的でした。また、過去には圧倒的に結果を出していて、大学生離れした「将軍」みたいな方もちらほらおられたのですが、(今年ももちろんおられたと思うのですが)比較的少なかったように思います。その辺りが"カレッジ"ぽくていいなと思ったりもしました。

タイトルにも書き、何度も言いますが、ぼくにとって最後のG1カレッジでした。

まずは2年前、ぼくをG1カレッジの応募を薦めてくれた喜多恒介さんに深く感謝したいです。韓国からわざわざ一時帰国した甲斐がありました。

そして毎年時間をかけてG1カレッジを運営してくださる運営の皆さん、本当にありがとうございました。

今年も「ああ楽しかった」と満足するだけでなく、今の自分が考えている自分のやるべきことを実行し、また来年このG1カレッジで出会った人たちと話をしながら答え合わせをしたいと思います。

大学生活も残り4ヶ月 = ぼくが徳島にいるのも残り4ヶ月です。
G1カレッジで出会った皆さん、ぜひ遊びに来てください!

小林冬馬

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嬉しいです!冬馬より
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小林 冬馬

Tribal Media House, Inc. / 都内のマーケティング支援会社で人事をしています。93年世代。マーケや人事のお仕事から、遠距離恋愛などプライベートなことまで、よもやま綴ります。
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