「今年こそブログやSNSで発信したい」と思っているあなたへ
今年こそ、ブログやSNSで「発信」にチャレンジしてみたい。心の底から伝えたいことも、たくさんある。
でも、自分の投稿になんて、誰が興味あるんだろう。
そう考えていらっしゃる方はたくさんいると思います。「いいねが少なかったらどうしよう」だとか。
ただ、「伝えたいことや書きたいネタはあるけれど、どういうふうに書けばいいか分からない」という方は、すごく勿体無いと思います。
そこで今回は、僕自身がnoteやSNSを投稿するときに考えていることを紹介したいと思います。「自分もこういうふうに発信すればいいのか!」という参考になれば幸いです。
何のための発信なのか?
僕が発信するときに意識していることがあります。それは、あのマイクロソフトで何年も連続でトップのプレゼンターに選ばれている澤円さんが提唱されている、「結果が出るプレゼンの3つのゴール」です。
(こちらの記事がわかりやすいです⇒プレゼンには「コスト・リスク・チャンス」がある マイクロソフト澤氏が語る、人の心を動かす‟思考法”)
ブログやSNSでの発信もプレゼンと一緒で、このゴールに当てはまると思います。僕なりの解釈も加えると、以下のようになります。
もう少し深く見ていきましょう。
読んだ人がハッピーになる
こちらについてはさまざまな解釈があると思いますが、その中の1つに不の解消があると思います。例えば、ある特定のことについて困っていたり、悩んでいる人に、自分の体験や考え方、知識・スキルを通して、解決策を示してあげることです。
僕の遠距離恋愛についての記事は、まさに僕が体験したことで得た考え方を、今まさに遠距離恋愛で悩んでいる人に届けて、ハッピーになってもらうことを意識して書いています。
また、僕のnoteはハッピーを言い換えた形になりますが、「みんながやさしい気持ちになる」ことを意識して記事を作っています。年始に書いた『店員さんは神様。楽しく働く人を増やすためにできるたった1つのこと』という記事は、まさに「やさしい気持ち」を伝播してもらいたくて書いた記事です。僕は何かを批判したり、誰かを傷つけることは書きたくありません。
「読んだ人に、自分の書いた記事でハッピーになってもらおう!」と意識することで、自分自身もわくわくしながら記事を書けるのではないかと思います。
読んだ人が具体的な行動を起こせる
自分自身で記事を書いたあとに、「で、これは結局誰にどうなってもらいたいんだろう?」と思ってしまったことはありませんか?
「読んだあと、具体的にどういう行動を起こしてもらいたいか?」を意識すると、文章が書きやすくなると思います。僕は全ての記事で、これを意識しています。
こちらのストレングスファインダーの記事は、僕自身がストレングスファインダーを使って自己理解が深まり、あらゆる場面で活用できるようになった経験から、「ストレングスファインダーをやったことがないorやったけど上手く使えていない人に、ストレングスファインダーを受けてもらい、うまく活用してもらう」ことを目的に書いています。なので、記事内に自分の結果だけでなく、診断を受ける方法や、その生かし方で参考になることやリンクを貼っています。
以下の友人のフォトグラファーの写真を購入したというFacebookの投稿も、写真を購入したことを自慢したいのではなく、「彼の素晴らしい写真を多くの人に見てもらい、気に入った人は写真を購入したり、Instagramをフォローしてもらう」という行動を引き起こす、僕なりの応援方法です。
読んだ内容を身近な人に伝えたくなる(シェアしたくなる)
ここまで来るとかなりの上級者だと思うのですが、読んだ内容を身近な人に話したくなったり、SNSでシェアされるくらい共感できたり役に立つ内容を発信できることを僕も目指しています。
ただ、
①読んだ人がハッピーになる(やさしい気持ちになる)
②読んだ人が具体的な行動を起こせる
をクリアしている時点で、いいねの数はどうであれ、誰かの気持ちを動かしたり、行動を誘発している有益なコンテンツになっていると思います。
まとめ
僕も2018年11月あたりからnoteやSNSでの発信を再開しましたが、やはり書くという感覚が少し鈍っていました。また、社会人という立場になったことで、「社会人なのにこの程度のことしか書けないのか」と思われないかな、とか、「会社の人にどう思われるだろう」など、かなり怖さも正直ありました。
ただ、発信を再開したことでたくさんのフィードバックを得ることができたり、自分の思考整理にもなったり、他にも本当にいいこと尽くしです。なんで今まで発信をやめてしまっていたんだろうと悔やむくらいに…。
中でも一番嬉しかったのは、ある特定の人を思い浮かべて書いた記事を、まさにその人が読んでくれて、「ありがとう!」と連絡をくれたことです。まさにその人のことをハッピーにできて、さらに解決に向けた行動も引き起こせたことが、何よりの喜びでした。
いいねの数よりもまずは1人をハッピーにし、行動してもらい、シェアをしてもらうことを意識して、発信を開始してみてください。きっとあなたの文章が誰かを救っているし、あなた自身の見える世界も変わってくるはずです。