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29歳の意気込みと、“冬馬”に込められた意味

本日12月15日で29歳になりました。いよいよ20代ラストイヤーです。

29歳の意気込みを、自分の名前に重ねて書いてみます。


「冬馬なのに冬が苦手」コンプレックス

僕の名前は「 冬馬とうま 」といいます。僕はこの名前がとてもお気に入りで、授けてくれた両親にとても感謝しています。幼稚園から大学、そして社会人の今まで、どの世代の方からも下の名前で呼んでいただけました。

名前に「冬」と入っているとおり、僕は日本では冬とされる12月に生まれました。12月は誕生日やクリスマスがあり、ハッピーな気持ちになることが多いので大好きです。

一方で、実は寒いのがとても苦手です。

むしろ暑いのは全然平気で、スポーツもサーフィンやトライアスロンなど暖かい時期のスポーツが好きです。「『冬馬』なのに冬が苦手か…」と自分で苦笑いすることもたびたびありました。


「冬」と「馬」に込められた意味

そもそも『冬』というのは、「冬の時代」という言葉に代表されるように、しばしばネガティブな表現で用いられます。

冬の時代
文化や産業などが低迷している状態。特に、一度隆盛をみたものが衰え、低調になるさま。

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他にも、『冬』には「透明感」や「凛としたさま」を込めて名前に使われることもあるようです。

『馬』のほうにも目を向けてみましょう。

先日公開した『コーチングを学んでよかったこと』という記事でも紹介しましたが、コーチングの語源は「馬車」です。

馬車の役割は「たどりつきたいところに、たどりつけるようにする」ことです。コーチングにおけるコーチの役割は「クライアントがたどりつきたいところに、たどりつけるよう伴走する」こととなります。

そのことを知ったとき、「自分の名前にも『馬』がついているから、大切な人に寄り添い、伴走できる人間になりたいな」と思ったことを今でも覚えています。

このように「冬」と「馬」の漢字の意味を並べたとき、「冬の時代のような厳しい状況でも、力強く突き進み、伴走することが自分の役割ではないか」と、使命のようなものを感じています。

自分や周囲に厳しい局面が訪れたときに、自分の名前を思い出し、問いかけてみる。自分の名前が心の拠りどころになった気がして、さらに好きになりました。

現在は新規事業という、不確実性が高く、たくさんの壁にぶち当たることが不可避な環境に身を置いています。20代ラストイヤーである29歳は、何度も名前を思い出しながら壁を乗り越えて、ともに事業をつくる仲間と笑顔で30歳を迎えたいです。


自分の名前に誇りを持つ

僕が大尊敬するサッカー選手の長谷部誠選手の著書『心を整える』でも、「自分の名前に誇りを持つ。」という章があります。

 日々の生活や人間関係のなかで、何かちょっとでも迷うことがあったら、「どちらのほうが『誠』か」と自分に問いかける。もちろん、それにとらわれすぎるのもよくないけれど、自分の判断基準や行動指針のひとつにしている。

『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』

僕もせっかく冬馬という名前を授かったので、「冬は自分が輝く季節だ!」くらいの心持ちで、寒い冬を乗り越えたいと思います。もちろん、精神論だけでは乗り越えられないので、寒さ対策にしっかり取り組みたいと思います。

名前を授けてくれた両親にも、年末年始に実家に帰ったときに、自分の名前に馳せた想いについて話しつつ、込められた想いについても改めて聴いてみたいと思います。

皆さんも誕生日や年末年始という節目に、生まれてから死ぬまでずっと添い遂げ続ける自分の名前について、想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

それでは良いクリスマス、良い年末年始をお過ごしください。

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